あいうえおノート
作 戸田デザイン研究室 / 絵 とだこうしろう
サイズ 23×23cm / 47ページ / 初版 2016年3月
対象年齢の目安 3歳くらいから
代表作『あいうえおえほん』から誕生した、戸田デザイン研究室ならではのノートです。
愛らしく上品なボーダー柄の表紙をめくると、とてもシンプルなページが続きます。
あるのはただ美しいマス目のみ。書き順も示さなければ、ガイドになる線もない。
なぜ、これほどまでにシンプルなデザイン・内容なのでしょうか?
ノートの冒頭に書かれたメッセージに、その考えが綴られています。
【これは、きれいなひらがなを
書けるようになるための、
ひらがなと仲良くなるノートです。
ですので、決まったルールはありません。
マスの使い方も自由です。
絵を描いても良いですし、
色で塗り分けても楽しそうです。
そんななかで少しずつ少しずつ
ひらがなと親しんでいき、
書いてみたくなったら少し書いてみてください。
そして、それがいっぱいになったこのノートは
20年後にはかけがえの無いアルバムに
なっていることでしょう。】
文字を覚えさせるためではなく、好きになる。
だから子どもたちが自分から“文字を書いてみたい”と思う。まるで友達と仲良くなり、その魅力を知っていくような感覚で文字と向き合う。戸田デザイン研究室らしいコンセプトです。
ひらがなの美しさを存分に伝える『あいうえおえほん』と一緒に楽しめば、美しい文字を書くことはもちろん、ことばや絵から広がる想像力も豊かになるでしょう。
そして子どもたちが初めて文字を書くということは、初めて歩く・言葉を話すと同じ、すばらしい成長の証でもあります。
『あいうえおノート』には、そんな文字を通した子どもたちの成長が綴られていきます。
子どもたちが大人になった時、お父さん・お母さんと一緒に見返してみてください。
子どもの時の幸せな記憶も、きっとよみがえってくるはずです。
- 続けて、皆さんの感想を読む
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シンプルだけれど、子どもが自由に使えて良いです。
だんだん字が上手に書けるようになっていく過程が残るので、成長の記録としても良いと思います。
(お子さんの年齢:3歳 / お母さまの声) -
娘はこちらの『あいうえおえほん』でひらがなを覚えました。
だんだん文字を書くことに興味を示したのでノートも買ってみました。
最初はお絵かき帖のように使っていましたが、少しずつ自分の名前や妹の名前などを書き始めるようになりました。
(お子さんの年齢:4歳 / お母さまの声) -
こんなに自由な桝目だけで大丈夫かな、と思いましたが、だんだんと字を書くように。
子どもの自発的な気持ちや好奇心を大事にできるノートだと思います。
(お子さんの年齢:3歳 / お母さまの声) -
『あいうえおえほん』とセットでいただきました。
特段、ひらがなに興味を持つ様子もなかったのですが、子どもが自分でじっくり本を読み、だんだんとノートに本の絵や文字を書いていたのに驚きました。
(お子さんの年齢:4歳 / お父さまの声)
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