
百羽のツル
作 花岡大学 / 画 戸田幸四郎
サイズ 31×23cm / 24ページ / 初版 1985年6月
対象年齢の目安 6歳くらいから / ISBN 978-4-924710-20-7
人間のさまざまな心を描き出す、戸田幸四郎の名作絵本シリーズ。
遠い北の空からみずうみを目指して飛び続ける、百羽のツルの群れ。平和な空気が急転、一羽の病気のツルが皆に黙って落ちはじめます。それを見つけた他のツルが…。
互いを思いやる心、慈しむ心。そうした「心のつながり」を簡潔な文で表現した優しい物語。本当に良く出来たお話です。何と言っても感動します。読み聞かせにも最適です。
青を基調とした繊細なタッチの絵も、心に響く美しさです。
- 続けて、皆さんの感想を読む
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息子が学校でこの本を知り、欲しいと言うので買いました。
幼いツルを助けて何事もなかったかのように飛び続けるツルたちの凛とした姿に、本人もとても感激しています。
このツルたちのように、息子にも迷いなく困った人を助けられる気持ちを持って欲しいと思います。
(お子さんの年齢:6歳 / お母さまの声) -
とても感動しました。ツルが絵本いっぱいに飛んでいるページがとても感動します。
青と白の雰囲気もとても好きです。
(20代 読者の声) -
娘が幼い頃に読み聞かせ、今度は孫に贈り。
幼い子に「思いやり」を言葉で説明するのは難しいですが、このお話を読めばその意味が分かると思います。
日本画のような絵は、時が経って見ても色褪せず美しいです。
(お孫さんの年齢:4歳 / おばあさまの声) -
素敵な本です。声に出して読むと、読み手が思わず泣いてしまうほどでした。
(幼稚園の先生の声) -
読み聞かせの会で聞いてきた娘がとても気に入り、購入しました。
小さなツルがみんなの迷惑にならないように振る舞う様子に、娘なりに考えるものがあったようです。
思いやりを忘れない人になってくれるといいなと思います。
(お子さんの年齢:7歳 / お母さまの声) -
子どもに読み聞かせていますが、大人が読んでも心打たれるものがあります。
これはもうリーダーシップの話でもあり、思いやりの話でもあると感じます。
綺麗な青い空に舞うツルの隊列の絵もグッときます。子どもたちもお気に入りです。
(お子さんの年齢:5歳 / お父さまの声) -
私は読み聞かせのボランティアをしています。
家庭環境を含めて色々な子どもたちが集まる場で読むのにふさわしい1冊だと思い、選びました。
誰かに向けられた優しさや気遣いに気がつける事、それを自分なりに無駄にしないこと。
そういう思いやりの本質も学べる絵本だと思います。
(読書ボランティアをされる方の声) -
おばあちゃんからのプレゼント。
まだ息子には早いかと思いましたが、先頭のツルをしきりに「カッコいい」と言ったり、落下していく子どものツルを見ては毎回ヒヤヒヤしています。
たくさんのことを感じているようです。
(お子さんの年齢:4歳 / お母さまの声)
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