走れメロス

販売価格 1,760円(本体1,600円、税160円)
販売価格 税込 1,760円(本体1,600円、税160円)
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作 太宰治 / 画 戸田幸四郎
サイズ 31×23cm / 38ページ / 初版 1984年12月
対象年齢の目安 8歳くらいから / ISBN 978-4-924710-19-1

原作の持つ素晴らしさはそのままに、より深い感動へと導く戸田幸四郎の名作絵本シリーズ。太宰治の名作の世界が、見事に描かれています。

有名な物語の出だしの一文「メロスは激怒した」から始まります。太宰の切れ味鋭い文体、余分なものを極限まで削ぎ落とした文体は、戸田幸四郎のシンプルで力強い絵との相性は抜群です。友のために命を懸けて走り続けるメロス。
「走れ!走れ!速く!」沈む夕日に向かって走る場面で、文も絵も最高潮に達します。力強い油絵と手に汗にぎる展開は、読む者をぐいぐいと引き込んでいきます。

何度読んでもおもしろく、気持ちのいい名作。友情の美しさ、信頼の尊さが爽やかに伝わります。大人になっても時々は読み返したい、さすが、名作です。

続けて、皆さんの感想を読む
  • あら筋は知っていましたが、きちんと読むのは母である私も初めてでした。
    実際に読むと心にささり、文章に強さを感じました。絵もこの話の力強さと心の美しさによくあっていると思います。
    娘も正直で信頼のできる心のキレイな子に育ってほしいです。
    (お子さんの年齢:8歳 / お母さまの声)

  • 息子に読ませたいと『走れメロス』の絵本版を探していました。
    迫力のある絵に、息子も私も圧倒され、魅了されました。
    小学1年生には早いかなと思いましたが、繰り返し「読んで、読んで」とせがまれるので、買って良かったなと思いました。
    (お子さんの年齢:6歳 / お母さまの声)

  • 字体の大きさ、おくりがなも丁寧で、読み手にも十分に気持ちが伝わっています。
    絵もローマ時代のようで、とても良いなと思いました。
    (60代 読者の声)

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