風の子しりとり
作・絵 とだこうしろう
サイズ 19×22.5cm / 51ページ / 初版 2001年5月
対象年齢の目安 3歳くらいから / ISBN 978-4-924710-45-0
昔からある「しりとり」。ものの名前を知るなど、語彙の豊かさを育むのはもちろん、掛け合うことばから想像力も広がっていきます。この絵本は、しりとりの魅力を美しいデザインで伝えます。
赤い帽子をかぶったかわいい風の子。遠い空から飛んできて、大きなほおの木やカエルと楽しい“しりとり合戦”をくりひろげます。見開きを大きく使った大胆な構図、鮮やかな中にも落ち着きのある色彩、シンプルでかわいいイラスト。イメージを覆す美しさに、ページをめくるたびに驚くばかりです。【つの】→【のぎく】など、言葉のチョイスも独特の情緒を感じさせます。
小さな子どもとお母さんが楽しそうにしりとりをする姿を、作者が偶然見かけてうまれたこの絵本。道具も要らず、想像力ひとつでいつでもどこでも誰とでも楽しめるしりとりには、時代が変わっても色褪せることのない楽しさ・豊かさがあります。
お母さんお父さんと一緒に、しりとりの続きをやってみてください。優しくて穏やかな時間が、きっと訪れるはずです。
- 続けて、皆さんの感想を読む
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色彩の良さ、無駄のないデザイン、その中にあるあたたかさに感激しました。
保育園で読んでいますが、子どもたちからも大好評で「風の子、読んで!」と言われます。
(生徒さんの年齢:3歳-4歳 / 保育園の先生の声) -
とにかく色使いがきれいで、わかりやすい。1歳の子が喜んで読んでいます。
この本で新しい言葉を覚えました。楽しいイメージが視覚に入ってくるのが良いみたいです。
選んである言葉と絵が美しくわかりやすいので、4ヶ月になる下の子と一緒に同時に読み聞かせています。
(お子さんの年齢:1歳 / お父さまの声) -
ストーリー性のあるしりとりの絵本を初めて見ました。
知育と聞くと少し身構えてしまうのですが、この絵本は大人の考えや正解を押し付けるような感じがしませんでした。
絵の愛らしさ、やさしい色使いで親の私も楽しく読める絵本です。
(お子さんの年齢:2歳と5歳 / お母さまの声) -
寝る前に息子と読みました。
「きのこ」でふふっと笑い、「だいこん」で「あああー!」と倒れて、「それはだめだぁ」と笑っていました。
こんなに反応すると思わず、私も笑ってしまい、その後何度も読みました。
(お子さんの年齢:5歳 / お母さまの声) -
3歳の娘が自然にしりとりをしていて、驚きました。
絵もシンプルで子どもにもわかりやすいです。
(お子さんの年齢:3歳 / お母さまの声)
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