国旗のえほん
企画・編集 戸田やすし
サイズ 19×22.5cm / 60ページ / 初版 1987年7月
対象年齢の目安 3歳くらいから / ISBN 978-4-924710-25-2
世界の国々のアイデアの結晶である国旗。そのデザインを楽しむ、ロングセラー作品です。
出版当初から多くの驚きの声があがったのは、このレイアウト。1ページに1つずつ、とにかく大きく国旗を載せています。他にあるのは国名と首都、位置を示す世界地図のみ。この潔いシンプルを極めたレイアウトだからこそ、国旗デザインそのものの魅力が余すところなく伝わるのです。
その楽しさと美しさは圧巻!誰もが知る国から、ちょっと聞き慣れない国まで48の国の国旗が載っていますが、それぞれのデザインに新鮮な驚きを感じます。巻末では世界中の国旗が大集合!色とりどりの国旗がズラリと並んだ楽しさは、また格別です。
世界に1つしかない模様、独特な配色…。国旗のデザインにはそれぞれの国の歴史や文化が詰まっています。それらを知り、楽しむことは、それぞれの国の文化の違いを知る。そして世界への好奇心を育むことそのものです。多くの子どもたち、そして大人の方々にも、世界への好奇心の窓口として国旗のデザインを楽しんで欲しいと思っています。
- 続けて、皆さんの感想を読む
-
-
ページいっぱいに国旗があるので、とても見やすいです。地図が載っているのも良いですね。
幼児期だけでなく、大人になってもずーっと楽しめる絵本だと思います。
子どもは不思議なくらい、どんどん国旗を覚えていきます。親の私もこの絵本で勉強します。
(お子さんの年齢:3歳 / お母さまの声) -
オリンピックをみながら「この国旗はどこのかな?」とこの本でさがします。
図鑑にもなってすごく便利!クイズにもなって、たくさん覚えました!
(8歳 男の子の声) -
親もかなり真剣に読んでいます。
国旗は今まで大体の感じしか記憶にありませんでしたが、じっくり見るとそのデザインに感心させられることばかり。まさにその国の文化の象徴です。
まだ子どもは小さいですが興味を示し、指をさして私たちに色を聞いたりしてうなずいています。
世界の国の人々に敬意を持てる子に育ってほしいです。
(お子さんの年齢:1歳 / お父さまの声) -
6歳の頃にこの本に出会い、夢中になりました。(全部、覚えました!)
少し前に売っているのを見かけて、初めてもらったアルバイト代で購入しました。
私に「なによりも好きなもの」をくれたこの本は、私の宝物です。
(17歳 読者の声) -
国旗が一面に大きくあって、見ていてなんだか気持ちが良いです。首都と場所もわかり、世界の地理にも触れられます。
テレビのニュースやスポーツで国旗が出ると、娘と絵本を開いて読んでいます。
子どもにとっても世界が身近に感じられる、不思議な絵本だと思います。
(お子さんの年齢:4歳 / お母さまの声)
-